Y_hagurin’s diary

パソコンの奴隷

Linux Mint 17.1に日本語入力環境fcitx-mozcをインストール

Linux Mint 17.1 Rebecca MATE版 64bitに
日本語入力Mozcをインストールする

日本語環境のインストール

  • 以下、ターミナルからコマンド入力する
  • OSの言語環境をデフォルトで英語を使っているため、そもそも日本語環境がない
    • (OSインストール時に日本語で設定していれば大丈夫だと思う)
    • 確認したい場合は、下記dpkgコマンドを入力、"not installed"と出たら日本語環境がないので要インストール
    • dpkgコマンドでインストール済みパッケージのパスが表示されれば、apt-getのupdateとdist-upgradeだけでよい
% dpkg -L mint-gnome-ja
% wget -q http://packages.linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
% sudo wget http://packages.linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
% sudo apt-get update
% sudo apt-get dist-upgrade
% sudo apt-get install mint-gnome-ja

fcitx-mozcのインストール

  • mozcをインストールする
    • Linux Mint17.1では、ibusよりもfcitxの方がいいらしい
% sudo apt-get install fcitx-mozc mozc-utils-gui
  • 環境変数をいじってfcitxを有効にする
    • % subl ~/.xprofile(sublじゃなくてもemacsでもvimでもnanoでも何でもよい)
    • .xprofileに以下の3行を書き加える
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
  • fcitxを有効にする(この操作は必要ないかも?)
    • ~/.xinputrcにfcitxが起動するような設定が書かれていればいらないかも(?)
    • OSがDebian Editionの場合、im-configを別途インストールする必要があるが、
    • MATE版ならデフォルトでim-configが入っているのでそのまま下記を入力
% im-config -n fcitx
  • 再起動、または一旦ログアウトして再ログイン

入力方法を設定

  • Menu > Preferences > Input Method を開く
  • Input Methodタブに、"Mozc"が書かれてあることを確認
    • "Mozc"以外は必要ないので誤作動を防ぐため削除(-ボタン)してもよいと思う

f:id:Y_hagurin:20150305233234p:plain - Global Configタブ > Hotkey > Trigger Input Methodで、言語切り替えキーを設定する + デフォルトでは、Ctrl+Spaceになってるはずなので、半角全角キーなどの好みのキーに設定すれば変更できる

LinuxMintにemacs, tmux, git, pandoc, openssh, sublime text3をインストール

ターミナルを起動して、コマンドにより
開発に便利なものをインストールする
Linux Mint 17.1 Rebecca 64-bit MATE

  • インストールするもの
    • emacs
    • tmux
    • git
    • pandoc
    • openssh-server
    • sublime-text
    • linuxbrew(後日掲載)

シェル操作、開発に便利なもの

  • emacs、tmux、git、pandocをインストール
% sudo apt-get install emacs tmux git pandoc
  • なお、apt-getを使ってインストールしたパッケージは、以下で確認できる
% dpkg -L [パッケージ名]
  • 途中の設定を間違えたりしてインストールし直したいときは、以下により一旦アンインストールすればよい
% sudo apt-get remove --purge [パッケージ名]
  • wineはコマンドからのインストールよりも、ソフトウェアセンターからのインストールの方がいいらしい(?) f:id:Y_hagurin:20150524121315p:plain

emacsの設定

  • emacsGUI環境で開かずにターミナル内で開くには、-nwオプションをつける
    • ~/.zshrcにalias emacs='emacs -nw'を書き入れる
  • Ctrl+hでバックスペースが使えるようにする
    1. ~/.emacsというファイル名の設定ファイルを作成して開く
    2. 設定ファイル内に以下の内容を書き入れて保存
(global-set-key "\C-h" 'delete-backward-char)

tmuxの設定

  • tmuxのバージョンを確認(tmux 1.9aよりtmux1.8の方が安定かも)
% tmux -V
  • バインドを変更したければ、~/.tmux.confを作成して設定を書き込む
  • oh-my-zshをインストールしていれば、~/.oh-my-zsh/plugins/tmux/以下に設定を記述してもよい
    • 以下、バージョンがtmux 1.8なら-c "#{pane_current_path}"となっている箇所は不要
# Validate UTF-8
setw -g utf8 on
set -g status-utf8 on

# Change Prefix C-b to C-t
unbind-key C-b
set-option -g prefix C-t

# Create & move screen
unbind ^C
bind ^C new-window -c "#{pane_current_path}"
unbind ^p
bind ^p previous-window
unbind ^n
bind ^n next-window

# Split screen
unbind |
bind | split-window -h -c "#{pane_current_path}"
unbin S
bind S split-window -v -c "#{pane_current_path}"

外部からLinuxMintにsshリモートログインできるように設定する

  • opensshサーバのインストール
% sudo apt-get install openssh-server
  • Sleepしてしまうとsshが効かなくなってしまうので、Sleep設定を切る
    • Menu > Preferences > Power Managementを開く
    • "On AC Power"タブで、電源接続時の設定をする
      • Actions > Put computer to sleep when inactive for: > Neverに設定
      • Actions > When laptop lid is closed: > Back screenに設定すればノートPCを閉じてもsshログインできる
      • Display > Put display to sleep when inactivate for: > Neverに設定
      • 電源はずっと接続しておくことにする

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Sublime Text2をエディタとして使う

  • Sublime Text公式サイトからダウンロードするよりapt-getでインストールした方がいいらしい
    • デフォルトのapt-getではインストールできないっぽいからレポジトリをPPAとかいうやつに追加してからインストール
% sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/sublime-text-2
% sudo apt-get update
% sudo apt-get install sublime-text
  • シェルを再立ち上げ(ターミナル再起動)すれば、sublコマンドが使える
    • "subl"という名前がイヤなら"sublime"とかに自分で変更すればよい
    • moveが不安なら、先にcpして動作確認してからsublをrmすればOK
% subl [ファイル名orディレクトリ名]           # Sublime Textでファイルを開く
% sudo mv /usr/bin/subl /usr/bin/sublime # コマンド名をsublからsublimeに変更

zshのインストール、oh-my-zshでセットアップ

LinuxMint入れたての状態から シェル環境をbashからzshに変更し、 oh-my-zshをインストールしてzsh環境を構築

zshをインストール

  • ターミナルを使ってapt-get環境を最新の状態にする
$ sudo apt-get update
  • apt-getを使ってインストール
    • 確認させられた場合はY(Yes)を入力してEnter
$ sudo apt-get install zsh
Do you wnat to continue? [Y/n] Y
  • シェル環境をzshに変更する(パスワード入力)
$ chsh -s /bin/zsh
  • 一旦Logoutして再Loginし直すと次回からzshがデフォルトになってる
  • ターミナルを開くとzshの設定画面が出てくる
    • ここでは"(2) Populate your ~/.zshrc containing just a comment. That will prevent this function being run again."を選んでパッケージオススメの設定にする。("2"を入力)

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  • zshが起動する。
  • ちなみに、zshの設定を最初からやり直したいと思ったらzshをアンインストールして、再度インストールし直せばよい。chshコマンドでデフォルトのシェルをbashに戻してremoveする
$ chsh -s /bin/bash
$ sudo apt-get --purge remove zsh
  • なお、apt-getを使ってインストールしたパッケージは、"$ dpkg -L zsh"のようにコマンド入力すれば表示される
% dpkg -L (パッケージ名)

oh-my-zshをインストール

  • curlをインストール
% sudo apt-get install curl
  • curlを使ってoh-my-zshをインストール
% sudo curl -L http://install.ohmyz.sh | sh
  • 一旦ターミナルを終了(exit)して、再度ターミナルを立ち上げると、oh-my-zshが反映される

oh-my-zshの設定を変更

  • 保存可能なコマンド履歴数の上限を上げる
    • ~/.oh-my-zsh/lib/history.zshを編集(vimでもemacsでもnanoでも何でもいい)
    • "HISTSIZE=10000"、"SAVEHIST=10000"となっているところを100000くらいにしておく
% nano .oh-my-zsh/lib/history.zsh
  • aliasの設定
    • まずは"alias"コマンドで確認してみる
    • .zshrcに直接書き込む
    • ~/.oh-my-zsh/lib/aliases.zshを編集する
  • 見やすいテーマに変更する
    • .zshrcを開いてZSH_THEME="[テーマ名]"を編集する(以下、スクリーンショット付きテーマ一覧)
    • テーマの設定ファイルをいじれば自分好みに変更できる
    • ~/.oh-my-zsh/themes/[テーマ名] ←このファイルを開いて中身を編集する
      • 例) RPROMPT='%F{yellow}%D %*%f' # コマンド入力の右側に黄色で年月日と時分秒を表示

oh-my-zshのアップグレード

  • oh-my-zshをアップグレードする際は、次のコマンドを実行する
% upgrade_oh_my_zsh
  • しかし、先程のようにoh-my-zshの設定を自分好みにカスタマイズした場合は、cannnot pull with rebase...といったエラーが出る
    • oh-my-zshの変更をgit commitする必要がある
      • インストールしたての状態だとgitのuser情報を登録していないので、未登録状態でcommitしてもエラーが出る
    • gitのユーザ情報を登録して、変更内容をcommit後、upgradeする
% cd ~/.oh-my-zsh
% git config --global user.name "Y_hagurin" # 自分のGit用ユーザ名をGitに登録
% git config --global user.email "youremail@email.com" # 自分のGit用メールアドレスをGitに登録
% git add -A # 変更内容をadd
% git commit -m "Customize oh-my-zsh settings" # 変更内容に名前をつけてcommit
% upgrade_oh_my_zsh # oh-my-zshのバージョンをアップグレード

CapsLockキーをCtrlキーとして認識させる

LinuxMint環境で CapsLockキーをCtrlキーとして使えるように キーバインドを変更する

  1. Menuを開く
  2. Preference > Keyboard (Set your keyboard preferences)を選択
  3. Layoutsタブ中の"Options..."をクリック
  4. ▶Caps Lock key behaviorをクリックして開く
  5. "Make Caps Lock an additional Ctrl"ボタンを選択
  6. Closeする
Ctrlキー(C)との組み合わせ 操作
C-a カーソルを行頭へ
C-e カーソルを行末へ
C-p カーソルを上へ(previous)↑
C-n カーソルを下へ(next)↓
C-b カーソルを左へ(backward)←
C-f カーソルを右へ(foreward)→
C-v ページ送り
C-o カーソルの後ろを改行
C-l カーソル位置が画面の中央に来るようにする
C-h backspace
C-d Delte
C-k カーソルから行末までを消去
C-w 画面を閉じる
C-q アプリを終了
C-z 元に戻す
- 以上がどのアプリ上でも使う
- 以下はターミナル上で使える
C-m 改行(Enterと同じ)
C-u やり直し(undo)
C-t 文字の入れ替え
C-w カーソルから行頭までを消去
C-r コマンド履歴内を検索
C-y paste
C-g quit(コマンドを実行しない)
  • よく使う組み合わせ
    • C-a & C-k : カーソル行を消去
    • C-a & Shift-C-e (またはC-e & Shift-C-a) : カーソル行を選択
    • Shift-C-v長押し : カーソル以下全選択

Windows7ノートPCにデュアルブートでLinuxMint17.1をインストール

環境


USBインストールイメージ作成

  • Linux Live USB Creator(win7)を使う
    • STEP1: 自分が使うUSBメモリを選択
    • STEP2: ダウンロードしてきた上記ISOファイルを選択
    • STEP3: 保存領域は0MBにした
    • STEP4: オプション3つはすべてチェックなしにした(FAT32フォーマット済み)
    • STEP5: 作成開始をクリック(数分~十数分かかった)

Windows7パーティション縮小

  • スタートボタンから"disk management"と検索して"ハードディスクパーティションの作成とフォーマット"を開く
  • C:ドライブを右クリックして"ボリュームの縮小"を選択
  • 空き容量が計算された後、縮小サイズを縮小可能サイズと同じ大きさに設定
  • LinuxMintのための領域が200GBくらい確保できた

インストール手順

  1. USBメモリを差し込み再起動
    • USB内LinuxMintから起動しなければ、再起動直後(ロゴ表示中)にF2キーを押してBIOS設定
    • Boot > Boot Configuration > External Device Boot [Enabled]に設定
    • Boot > Boot Priority > External Deviceが一番上にくるようにF5、F6キーで操作
  2. edit optionsが出てくる(?)
    • "Live Mode"、"Install"、"File Intergrity Check"、"Memory Test"の4つ出てくる
    • "Install"を選んでも、"Live Mode"からインストールしても一緒な気がする
    • ここでは"Live Mode"を選択する(USBメモリに入ったイメージファイルから起動)
  3. Live ModeでLinux Mintが起動したらDesktop上にある"Install Linux Mint"をダブルクリック
  4. 言語選択(ここではEnglishを選択)
  5. Installation typeではSomething elseを選択
    • Something else: You can create or resize partitions yourself, or choose multiple partitions for Linux Mint.
  6. "free space"を選択し、"+"(Add)をクリックしてパーティションを作成
    • Root Partitionを作成する(パッケージとかが入る領域)
      • "Size:"は50GBにした。(データベースをrootに突っ込みまくる人は大きめがいい。ネットサーフするだけなら20~30GBで問題ない。)
      • "Type for the new partition:"はLogical
      • "Location for the new partition:"は"Beginning of this space"
      • "Use as:"は"Ext4 journaling file system"
      • "Mount point:"は"/"でOK
    • Swap Partitionを作成する(仮想メモリ、なくてもよい)
      • "Size:"は物理メモリの2倍、16GB
      • "Type for the new partition:"はLogical
      • "Location for the new partition:"は"End of this space"
      • "Use as:"は"swap area"
    • Home Partitionを作成する(データ領域)
      • "Size:"は残り全部約150GB
      • "Type for the new partition:"はLogical
      • "Location for the new partition:"は"Beginning of this space"
      • "Use as:"は"Ext4 journaling file system"
      • "Mount point:"は"/home"でOK
    • 人によってはバックアップ領域、Boot領域とかを作成するが、ここでは作成しない
  7. 作成したパーティションを選択してInstall Nowをクリック
  8. 場所とかキーボードとかアカウント情報とかを設定
  9. インストール完了後、再起動
  10. USBメモリを抜いて起動して、"Linux Mint 17.1 MATE 64-bit, 3.13.0-37-generic(/dev/sda5)"を選択&確認
Partition: Size Type Location Use as Mount
Root: 50GB Logical Beginning Ext4 /
Home: 約150GB Logical Beginning Ext4 /home
swap: 16GB Logical End Ext4 -

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